加能作次郎の生涯と代表作

丁稚少年の心を描く

生没
1885–1941
出身
石川県
文学史
  • 自然主義
Wikipedia
Wikipedia

略歴

1885年(明治18年)、石川県羽咋郡西海村(現・志賀町)の漁村に生まれる。少年期に京都の伯父の家に身を寄せ、のちに小学校の教員を経て上京し、早稲田大学英文科に学んだ。坪内逍遥・島村抱月に師事し、1910年(明治43年)に「恭三の父」を『ホトトギス』に発表して文壇に出る。大学卒業後は博文館に入り、『文章世界』の編集に携わった。1918年(大正7年)、京都での丁稚奉公の少年期をたどった自伝的小説「世の中へ」で作家としての地位を確立する。自然主義の流れをくむ私小説を書き、人情味のある作風を築いた。1941年(昭和16年)、「乳の匂ひ」の校正中に急性肺炎のため56歳で死去した。

収録作品