壺井栄の生涯と代表作
島の瞳を忘れない
- 生没
- 1899–1967
- 出身
- 香川県
- 文学史
- プロレタリア文学
- Wikipedia
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略歴
1899年(明治32年)、香川県の小豆島に生まれる。醤油樽職人の娘として貧しい少女時代を過ごし、島で郵便局や役場に勤めたのち上京。プロレタリア詩人・壺井繁治と結婚し、同郷の黒島伝治や近隣に住む林芙美子らと交わりながら、生活に根ざした文学への志を育てた。1938年(昭和13年)に小説「大根の葉」を「文藝」に発表し、作家として認められた。黒島伝治らの影響を受け、宮本百合子の力添えも得ながら創作を進め、庶民の哀歓をあたたかな眼でつづった。故郷の小豆島を舞台に、若い女教師と十二人の教え子の絆、そして戦争の悲劇を描いた「二十四の瞳」は1952年に発表され、1954年の木下惠介監督による映画化とともに国民的な愛読書となった。ほかに「柿の木のある家」「母のない子と子のない母と」など、子どもや庶民を描いた作品を多く残す。1967年(昭和42年)、67歳で没した。