九鬼周造の名文

九鬼周造の作品から、よく知られた一節を集めました。

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「いき」の構造

我々は最後に、この豊かな特彩をもつ意識現象としての「いき」、理想性と非現実性とによって自己の存在を実現する媚態としての「いき」を定義して「垢抜して(諦)、張のある(意気地)、色っぽさ(媚態)」ということができないであろうか。

江戸の美意識「いき」を媚態・意気地・諦めの三つの契機から分析した末に示される定義。日本独自の美的感覚を哲学の言葉で捉えようとした試みとして名高い。

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九鬼周造