中勘助の生涯と代表作
銀の匙の記憶
- 生没
- 1885–1965
- 出身
- 東京都
- Wikipedia
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略歴
1885年(明治18年)、東京・神田に生まれる。東京帝国大学国文科に学び、学生時代の恩師・夏目漱石の知遇を得た。幼少期の思い出を、子供の感覚そのままに繊細な文章でつづった自伝的小説「銀の匙」は、漱石の激賞と推挙によって「東京朝日新聞」に連載され、文壇に認められた。漱石門下に数えられながらも、どの流派にも属さず、生涯を通じて世俗を離れた「孤高の作家」として独自の道を歩んだ。小説のほか、「琅玕」などの詩集を残す詩人でもあった。「提婆達多」「犬」「菩提樹」などではインドの説話や仏教的な題材をもとに創作の幅を広げた。戦時中には静岡へ移り、「しづかな流」などの日記体随筆にも生活の細やかな感覚を記した。幼年期の回想だけにとどまらない、小説・詩・随筆の仕事がある。1965年(昭和40年)、79歳で没した。