司馬遷の生涯と代表作
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略歴
紀元前145年ごろ(紀元前135年ごろとする説もある)、前漢の時代の中国、竜門(現在の陝西省韓城市)に生まれる。字は子長。父の司馬談は朝廷で天文や記録をつかさどる太史令で、若いころから古い文献を学び、20歳のころには中国各地を旅して史跡を訪ね、言い伝えを聞き集めた。父の死後に太史令を継ぎ、新しい暦「太初暦」の制定にも関わる。父の遺志を受けて歴史書の執筆を進めていたが、紀元前99年、匈奴に降伏した将軍李陵を弁護したことで武帝の怒りを買い、宮刑という屈辱的な刑を受けた。それでも筆を絶たず、伝説の黄帝から武帝の時代までの歴史を130巻にまとめた『史記』を完成させる。帝王の事績を記す「本紀」と、さまざまな人物の生き方を描く「列伝」などを組み合わせた紀伝体は、のちの中国の正史の手本となった。とくに列伝の人物描写は文学としても名高い。紀元前86年ごろに死去したとされる。
収録作品
- 国訳史記列伝 1923年(大正12年)
- 国訳史記列伝 伯夷列伝第一 1923年(大正12年)
- 国訳史記列伝 管晏列伝第二 1923年(大正12年)
- 国訳史記列伝 老荘申韓列伝第三 1923年(大正12年)
- 国訳史記列伝 司馬穰苴列伝第四 1923年(大正12年)
- 国訳史記列伝 孫子呉起列伝第五 1923年(大正12年)
- 国訳史記列伝 伍子胥列伝第六 1923年(大正12年)