アミーチスの名文
アミーチスの作品から、よく知られた一節を集めました。
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母を尋ねて三千里
もう何年か前、ジェノアの少年で十三になる男の子が、ジェノアからアメリカまでただ一人で母をたずねて行きました。
『母を尋ねて三千里』の書き出し。出稼ぎ先の南米で消息を絶った母を探し、少年マルコがひとり海を渡る物語の骨組みが一文で示される。
「お父さん僕をアメリカへやって下さい。おかあさんをたずねてきますから。」
母の便りが途絶えて悲しむ家で、幼いマルコが父に願い出る言葉。小さな少年の勇気が、三千里の旅の始まりとなる。