上田秋成の名文
上田秋成の作品から、よく知られた一節を集めました。
2件
雨月物語
御衣は柿色のいたうすすびたるに、手足の爪は獣のごとく生ひのびて、さながら魔王の形、あさましくもおそろし。
上田秋成『雨月物語』「白峯」で、西行の前に現れた崇徳院の霊の姿。獣のように伸びた爪を持つ魔王の形が凄絶に描かれる。
青々たる春の柳、家園に種ゆることなかれ。交りは軽薄の人と結ぶことなかれ。
「菊花の約」の書き出し。軽薄な人との交わりを戒める言葉で始まり、信義を重んじる友の物語であることを予告する。
上田秋成の作品から、よく知られた一節を集めました。
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御衣は柿色のいたうすすびたるに、手足の爪は獣のごとく生ひのびて、さながら魔王の形、あさましくもおそろし。
上田秋成『雨月物語』「白峯」で、西行の前に現れた崇徳院の霊の姿。獣のように伸びた爪を持つ魔王の形が凄絶に描かれる。
青々たる春の柳、家園に種ゆることなかれ。交りは軽薄の人と結ぶことなかれ。
「菊花の約」の書き出し。軽薄な人との交わりを戒める言葉で始まり、信義を重んじる友の物語であることを予告する。