和辻哲郎の名文
和辻哲郎の作品から、よく知られた一節を集めました。
2件
古寺巡礼
われわれが巡礼しようとするのは「美術」に対してであって、衆生救済の御仏に対してではないのである。
和辻哲郎『古寺巡礼』の一節。仏像を信仰ではなく美術として見に行くという立場をはっきり述べ、本書の態度を端的に示す。
まず第一にそれは人間離れのした、超人的な威厳を持っていなくてはならぬ。
聖林寺十一面観音を論じるくだり。超人的な威厳と人間らしい優しさの結合こそ観音像の要だと説き、和辻の仏像観がよく表れている。
和辻哲郎の作品から、よく知られた一節を集めました。
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われわれが巡礼しようとするのは「美術」に対してであって、衆生救済の御仏に対してではないのである。
和辻哲郎『古寺巡礼』の一節。仏像を信仰ではなく美術として見に行くという立場をはっきり述べ、本書の態度を端的に示す。
まず第一にそれは人間離れのした、超人的な威厳を持っていなくてはならぬ。
聖林寺十一面観音を論じるくだり。超人的な威厳と人間らしい優しさの結合こそ観音像の要だと説き、和辻の仏像観がよく表れている。