山村暮鳥の名文
山村暮鳥の作品から、よく知られた一節を集めました。
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風景
いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな かすかなるむぎぶえ いちめんのなのはな
同じ一行を敷き詰めるだけで菜の花畑の広がりを現出させた実験詩。副題「純銀もざいく」のとおり、言葉を並べて風景を組み上げる。
雲
おうい雲よ いういうと 馬鹿にのんきさうぢやないか どこまでゆくんだ ずつと磐城平の方までゆくんか
空の雲へ話しかけるだけの短い詩。平易な口語と土地の名だけで、のびやかな心持ちをそのまま写し取った暮鳥晩年の代表作。