誤植(生田春月)のあらすじ・登場人物
我が生涯は世界の誤植
- 文字数
- 94字
- 読了目安
- 約1分
- 表記
- 新字旧仮名
この作品について
生田春月の短い詩。詩集『霊魂の秋』所収。自分の生涯を世界という書物の一つの「誤植」にたとえる、七行の簡潔な作品。
あらすじ
「我が生涯はあはれなる夢、我れは世界の頁の上の一つの誤植なりき」と始まる。自分はいかに空しく世界の著者にその正誤を求めたことか。しかし誰が否と言えようか、この世界自らもまた誤った、無益な書物であるということを。
冒頭部(原文より)
我が生涯はあはれなる夢、 我れは世界の頁の上の一つの誤植なりき。 我れはいかに空しく世界の著者に
「誤植」生田春月(青空文庫)
末尾部(原文より)
その正誤をば求めけん。 されど誰か否と云ひ得ん、 この世界自らもまた あやまれる、無益なる書物なるを。
「誤植」生田春月(青空文庫)
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