泉鏡花の生涯と代表作

妖しさは美しさ

生没
1873–1939
出身
石川県
文学史
  • 浪漫主義
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略歴

1873年(明治6年)、石川県金沢生まれ。本名は鏡太郎。1891年(明治24年)、尾崎紅葉の門下に入り書生として玄関番を務めながら小説修業を積んだ。「夜行巡査」「外科室」で観念小説の書き手として注目され、深山に棲む妖艶な女を描いた「高野聖」で確固たる地位を築く。以降も「婦系図」「歌行灯」などの情話や、「夜叉ヶ池」「天守物語」といった戯曲を次々に発表し、幻想と怪奇に彩られたロマン主義文学の第一人者として活躍した。紅葉から交際を反対された芸妓すず(のちの妻)との仲は「婦系図」の下敷きになったとも言われる。幼くして失った母への思慕が作品の底流にあり、現実と異界が交錯する世界を豊かな語り口で描いた。谷崎潤一郎や芥川龍之介は鏡花の作品を愛読し、親交も結んだ。「義血俠血」は「滝の白糸」として舞台や映画で親しまれるなど、作品は演劇・映像にも広がった。1939年(昭和14年)、肺腫瘍のため65歳で死去。

収録作品

名文

泉鏡花の名文

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