和泉式部の生涯と代表作

恋に生きた情熱の歌人

生没
978–
出身
京都府
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略歴

平安時代中期の歌人。越前守・大江雅致の娘で、生年は976年あるいは978年頃とされるが、没年は分かっていない。和泉守の橘道貞と結婚して娘の小式部内侍をもうけたが、やがて冷泉天皇の皇子である為尊親王と恋に落ち、親王の死後はその弟の敦道親王と結ばれた。この恋のなりゆきを和歌を中心に物語ふうにつづったのが「和泉式部日記」で、作者を和泉式部とするのが通説だが、別の人の作とする説もある。のちに一条天皇の中宮彰子に仕え、藤原保昌と再婚した。情熱的で自由な恋の歌に優れ、「あらざらむこの世のほかの思ひ出に今ひとたびの逢ふこともがな」は小倉百人一首に採られている。中古三十六歌仙・女房三十六歌仙の一人で、家集に「和泉式部集」がある。「和泉式部日記」では、歌の贈答と、その歌が詠まれるまでの心の動きが物語として組み合わされる。和歌だけを集めた家集と日記とを読むことで、恋を詠む声と、その経験を語り直す文章の双方に触れることができる。

収録作品

名文

和泉式部の名文

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