紫式部の生涯と代表作

千年愛される物語

生没
973–1014
出身
京都府
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略歴

平安時代中期の物語作者・歌人。生没年は不詳で、970年代前半(天延元年=973年頃とする説が有力)に生まれ、1010年代半ばに没したと推定される。学者・詩人として知られる藤原為時の娘として京に生まれ、幼少より漢籍に親しんで才を示した。藤原宣孝と結婚して一女(後の大弐三位)をもうけるが、まもなく夫と死別。夫の死後に「源氏物語」を書き始めたとする説もある。その後、一条天皇の中宮彰子(藤原道長の娘)に女房として出仕し、宮中で「日本紀の御局」と呼ばれるほどの学識を示した。宮仕えの見聞を記した「紫式部日記」、半生の歌を自撰した「紫式部集」が残る。全五十四帖におよぶ「源氏物語」は世界最古の長編小説のひとつと評され、以後千年にわたり日本文学の源流であり続けている。「紫式部日記」には1008年(寛弘5年)に「源氏物語」が宮廷で読まれていたことをうかがわせる記事があるが、書き始めや完成の時期は確定していない。同じ日記には清少納言への批評もある。ただし二人の宮仕えの時期は異なり、直接会ったと確認できる史料はない。後世には与謝野晶子らが現代語訳を手がけ、物語の読者を広げた。

収録作品

名文

紫式部の名文

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