鴨長明の生涯と代表作
ゆく河の流れの人
- 生没
- 1155–1216
- 出身
- 京都府
- Wikipedia
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略歴
1155年(久寿2年)頃、京の下鴨神社の禰宜(ねぎ)鴨長継の子として生まれる。和歌と管絃(琵琶)に秀で、後鳥羽院の和歌所の寄人にも選ばれたが、神職としての出世を望んで敗れ、五十歳ごろ出家して蓮胤(れんいん)と号した。京都郊外の日野山に一丈四方の草庵を結んで隠棲し、その閑居のなかで1212年(建暦2年)に随筆「方丈記」を著した。大火、辻風、遷都、飢饉、大地震の経験を記し、人と住まいのはかなさを見つめる一方、草庵での音楽や読書の楽しみもつづる。結末では、その閑居の暮らしへの執着さえも自らに問いかけている。天変地異と人の世の無常を見つめた「方丈記」は、清少納言「枕草子」・兼好法師「徒然草」と並ぶ日本三大随筆の一つに数えられる。ほかに歌論書「無名抄」、仏教説話集「発心集」、家集「鴨長明集」がある。勅撰和歌集に和歌が入集する歌人でもあった。1216年(建保4年)没。