クロポトキンの生涯と代表作
- 生没
- 1842–1921
- 出身
- ロシア
- Wikipedia
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略歴
1842年、モスクワの名門の公爵家に生まれる。皇帝の近習を育てる学校で学んだのち、自ら望んでシベリアの部隊に赴任し、各地の探検と地理学の調査で成果を上げた。農民の暮らしや流刑地の実情を見るうちに社会の変革を志し、1872年にスイスで国際労働者協会の人々と交わって無政府主義(アナキズム)の立場をとる。帰国後に革命運動で投獄されたが、1876年に脱獄してヨーロッパへ亡命した。以後40年近くをスイス、フランス、イギリスで過ごし、国家に頼らない人々の協同を説いた『パンの略取』(1892年)や、生物の進化では競争だけでなく助け合いが重要だと論じた『相互扶助論』(1902年)、自伝『ある革命家の思い出』を著した。1917年の革命後にロシアへ戻ったが、ボリシェヴィキの独裁には批判的で、1921年にモスクワ近郊のドミトロフで78歳で死去。日本では幸徳秋水や大杉栄が翻訳し、その思想に強い影響を受けた。