太安万侶の生涯と代表作

神話を書き留めた

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略歴

奈良時代前期の官人。生年は不詳。律令官人として朝廷に仕えた。元明天皇の命を受け、稗田阿礼が誦み習っていた「帝紀」「旧辞」を筆録して、和銅5年(712年)にわが国最古の歴史書「古事記」三巻を撰上した。「古事記」は、天地の始まりと神々の生成にはじまり、神武天皇から推古天皇にいたる歴代天皇の事績を、神話・伝説・歌謡を交えて壮大につづった、日本神話と文学の源泉というべき古典である。1979年(昭和54年)、奈良市でその墓誌が発見され、養老7年(723年)に没したことが確認された。墓誌には名だけでなく、位階や生前の住所、没した日付などが刻まれている。一方、墓誌そのものに「古事記」を編んだという記載があるわけではない。編纂の事情を伝える「古事記」序文と、出土した墓誌とは、それぞれ異なる性格の資料として読まれる。

収録作品

名文

太安万侶の名文