日本ペンクラブとは

分類
結社・団体
読み
にほんぺんくらぶ

昭和10年(1935年)11月に創立された、作家・詩人・評論家などの国際的な文学団体・国際ペンの日本センター。島崎藤村が初代会長を務めた。ペンクラブの「PEN」は、詩人(Poets)・劇作家(Playwrights)・編集者(Editors)・エッセイスト(Essayists)・小説家(Novelists)の頭文字に由来し、英語の pen(ペン)にもかけてある。国際ペンは第一次世界大戦後の1921年、文学を通じて国境を越えた相互理解を深めようと、イギリスの作家ドーソン・スコットやゴールズワージーらによってロンドンで設立された。表現の自由を守り、言論の弾圧に反対することを使命として、世界各国の文学者とも交流している。日本では、日中戦争から太平洋戦争にかけて国際的な交流が途絶え、活動は事実上停止したが、戦後の昭和22年(1947年)に志賀直哉を会長として再建され、翌年から川端康成が長く会長を務めた。昭和32年(1957年)には川端会長のもとで国際ペン大会が東京で開かれ、アジアで初めての開催となった。現在は言論・表現の自由の問題や、著作権、平和、環境、女性作家の活動など、多様な課題に取り組み、声明の発表や講演会を行っている。

関連する用語

この用語に関わる作家