近松秋江の生涯と代表作
未練も文学
- 生没
- 1876–1944
- 出身
- 岡山県
- 文学史
- 自然主義
- Wikipedia
- Wikipedia
略歴
1876年(明治9年)、岡山県和気郡の農家に生まれる。本名は徳田浩司。早稲田大学に学び、文芸評論から出発した。妻や恋人との別れに苦しむ男の執着を赤裸々に描いた「黒髪」「狂乱」「霜凍る宵」などの情痴小説で知られ、自らの醜態や執着を包み隠さず綴る徹底した私小説の書き手として、自然主義文学の一典型を成した。晩年は失明の不遇のうちに過ごした。1944年(昭和19年)没。「別れた妻に送る手紙」では書簡の形式を用い、別離の体験を作品へと結びつけた。私生活の告白だけでなく、失われた相手に語りかける文章の形にも特徴がある。
収録作品
- 別れたる妻に送る手紙 1910年(明治43年)4月
- 狂乱 1922年(大正11年)
- 黒髪 1922年(大正11年)
- 霜凍る宵 1924年(大正13年)