久保田万太郎の生涯と代表作

浅草の情緒を書きとめる

生没
1889–1963
出身
東京都
文学史
  • 耽美派
Wikipedia
Wikipedia

略歴

1889年(明治22年)、東京浅草の袋物屋に生まれる。慶應義塾在学中に「朝顔」で認められ、三田派の新進作家として登場した。小説・戯曲・俳句の三方面で活躍し、移りゆく下町の人情と江戸情緒を情話の形で描き続けた。新派・新劇・歌舞伎の脚色と演出にも力を注ぎ、1937年には岸田国士・岩田豊雄と文学座を創立。俳誌「春燈」を主宰し、文人俳句の代表的作家としても知られる。文化勲章受章。1963年(昭和38年)、73歳で死去。鏡花・荷風・一葉らの小説を脚本に移す仕事も多く、文学作品と舞台を結びつけた。台詞の間や言いよどみに人情をにじませる表現は、小説と劇作の双方に通じている。歌舞伎の古典から新作まで演出し、俳句だけに限られない演劇人としての足跡を残した。

収録作品

関連する作家