寛政の改革とは

分類
その他
読み
かんせいのかいかく

江戸幕府の老中・松平定信が、天明期の混乱を立て直すために、寛政年間(1787〜93年)に行った政治改革。倹約を求め、農村の立て直しや、風紀の取り締まりを進めた。文学では、出版や風俗への統制が厳しくなり、寛政2年(1790年)には出版統制令が出された。山東京伝は、遊里を描いた洒落本三部作を理由に、寛政3年(1791年)に手鎖五十日の刑を受け、版元の蔦屋重三郎も財産の半分を没収された。恋川春町は幕府の呼び出しののちに没し、朋誠堂喜三二も戯作から離れるなど、武士で戯作を書いていた者も打撃を受けた。風刺や色事をネタにした洒落本・黄表紙が打撃を受けた一方、のちには教訓的な内容の作や、読本などが主流となってゆく。天保の改革とともに、江戸の戯作が受けた弾圧の代表例となっている。

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