青空文庫とは
- 分類
- 結社・団体
- 読み
- あおぞらぶんこ
著作権の保護期間が満了した作品や、著作者が公開を認めた作品を、インターネット上で無料で公開する電子図書館。平成9年(1997年)7月に、富田倫生・野口英司・八巻美恵らの呼びかけで始まり、「工作員」と呼ばれるボランティアによる入力と校正で運営されている。作品は、紙の本の底本をもとに、ルビや傍点、字の大きさなどを「注記」という独自の記法で表した形式のテキストになっており、パソコンやスマートフォン、電子書籍端末など、さまざまな環境で読める。入力の後には別の人が底本と照らし合わせて校正する決まりで、公開までには時間がかかるが、そのぶん本文の信頼性が保たれている。夏目漱石、芥川龍之介、宮沢賢治、太宰治など、日本近代文学の作品が数多く収められ、翻訳者の保護期間が切れた海外文学の翻訳や、古典の現代語訳、随筆や評論も多い。収録作品は1万7千点を超え、いまも作業が続いている。公開された作品は、作品名ごとの「図書カード」に、底本や入力者、校正者などの情報が記されている。著作権の保護期間の延長には反対の立場を表明してきたことでも知られる。呼びかけ人の富田倫生は平成25年(2013年)に亡くなったが、活動は多くの人に引き継がれている。このアプリも、青空文庫の作品を紹介の入口として利用している。