花巻農学校精神歌(宮沢賢治)のあらすじ・登場人物
日ハ君臨シ、カガヤキハ
- 文字数
- 206字
- 読了目安
- 約1分
- 表記
- 新字旧仮名
- 舞台
- 岩手県
この作品について
賢治が花巻農学校の教師だった時代に作ったとされる四連の学校の歌の歌詞。「日ハ君臨シ」で始まる各連は片仮名で記され、太陽の光と大地への耕作を重ねて学ぶ者の気概をうたう。科学の語彙と祈りに近い調子が混じり、賢治の理想が凝縮している。
あらすじ
全四連。いずれも「日ハ君臨シ」で始まる。第一連では、白金の雨のような日の輝きが降り注ぐなか、私たちは黒い土に伏して真実の草の種を蒔く。第二連では、空いっぱいに満ちる青い光に光の汗を感じ、気圏の果てまで限りない広がりを思う。第三連では、玻璃の窓が清らかで静かであり、さあ真理を求めて進めば白亜の霧にも浴びられるだろうとうたう。第四連では、太陽系が真昼であることを告げ、険しい旅のさなかにありながら私たちは光の道を踏んでゆく、と結ぶ。
冒頭部(原文より)
(一)日ハ君臨シ カガヤキハ 白金ノアメ ソソギタリ ワレラハ黒キ ツチニ俯シ マコトノクサノ タネマケリ (二)日ハ君臨シ 穹窿ニ ミナギリワタス 青ビカリ ヒカリノアセヲ 感ズレバ 気圏ノキハミ 隈モナシ
「花巻農学校精神歌」宮沢賢治(青空文庫)
末尾部(原文より)
(三)日ハ君臨シ 玻璃ノマド 清澄ニシテ 寂カナリ サアレマコトヲ 索メテハ 白亜ノ霧モ アビヌベシ (四)日ハ君臨シ カガヤキノ 太陽系ハ マヒルナリ ケハシキタビノ ナカニシテ ワレラヒカリノ ミチヲフム
「花巻農学校精神歌」宮沢賢治(青空文庫)
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