直木三十五の生涯と代表作
大衆文芸に名を遺す
- 生没
- 1891–1934
- 出身
- 大阪府
- 文学史
- 大衆文学
- Wikipedia
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略歴
1891年(明治24年)、大阪市に生まれる。本名は植村宗一。早稲田大学英文科を中退し、出版や映画製作に手を染めて失敗を重ねたのち、「文藝春秋」に軽妙な文壇ゴシップを書いて頭角を現した。筆名は本名の「植」を二つに割り、年齢を数字に当てて改めていったもの。1930年から翌年にかけて連載した「南国太平記」で流行作家となり、時代小説に新風を吹き込んだ。1934年(昭和9年)、43歳で死去。翌年、盟友の菊池寛が大衆文芸の新人に贈る直木三十五賞を創設し、その名は今日まで受け継がれている。「南国太平記」は薩摩藩のお家騒動を題材とし、歴史上の出来事と物語の面白さを結びつけた作品である。小説執筆のほか、雑誌の編集や映画製作にも関わり、大衆文芸を多くの読者・観客へ届ける活動を続けた。
収録作品
- 南国太平記 1930年(昭和5年)6月