積木の町(スティーヴンソン)のあらすじ・登場人物
積木の町を思い出そう
- 翻訳
- 文字数
- 277字
- 読了目安
- 約1分
- 表記
- 新字旧仮名
この作品について
イギリスの作家スティーヴンソンの詩集『子供の詩の園』にある一編「Block City」を、童話作家・新美南吉が訳した翻訳詩。ごく短い詩で、雨の日に積木で町をつくって遊ぶ子供の心を、やさしい調子でうたう。
あらすじ
外では雨が降っているけれど、お家の中の私は、積木でなんでも造れる。敷布を海に、ソファを山に見立てて、お城や宮殿、お寺、波止場、船までも並べていく。船にはやがて水夫が乗り、階段からは贈り物を持った王様が降りてくる。けれど、遊びに飽きたら、積木の町はこわして片づけてしまう。それでも、あの町は、まだ心の中に見える。私が大人になっても、あの町を思い出そう。
冒頭部(原文より)
積木で何でも造られる。 お城や宮殿、寺、波止場。 外では雨が降つてても お家で私は積木する。 敷布は海でソファは山、 私はそこに町たてよう。 お寺や水車や宮殿や、 そして波止場や舩までも。
「積木の町」スティーヴンソン(青空文庫)
末尾部(原文より)
積木はごちやごちやしてしまふ。 もうあの町は何もない。 けれど、あの町まだ見える。 お寺や宮殿、舩、水夫。 私が大人になつたつて、 私はあの町、思出さう。
「積木の町」スティーヴンソン(青空文庫)
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