新・水滸伝(吉川英治)のあらすじ・登場人物
乱れた世に百八の星が降る
- 歴史
- 冒険
- 文字数
- 683,407字
- 読了目安
- 約22時間47分
- 表記
- 新字新仮名
- 種別
- 小説
この作品について
吉川英治が講談社の雑誌「日本」に1958年(昭和33年)1月号から1961年12月号まで連載した長編。明代の白話小説『水滸伝』を下敷きに、北宋末の乱れた世を舞台として、官の横暴に追われた者たちが山東の水郷・梁山泊へ流れ寄ってゆく群像劇を、作者なりの解釈で語り直した。勅使が龍虎山の石碣を掘り起こし、封じられていた百八の魔星を人の世へ放ってしまう「序曲」に始まり、以後は禁軍の師範、酒好きの荒法師、県の小役人、湖の漁師、寺子屋の先生といった人々の出来事を、「〜のこと」と結ぶ回の題でつなぎながら次々に描いてゆく。江戸の講談を思わせる歯切れのよい啖呵や、語り手が日本の歴史を引き合いに出して顔をのぞかせる地の文が特徴である。連載は1961年末で止まり、翌年の作者の死によって未完の絶筆となった。本アプリでは青空文庫の本文を四巻に分けて収録する。
あらすじ
登場人物
- 宋江 鄆城県の押司。義に厚く「及時雨」と慕われる
- 晁蓋 東渓村の名主。度量の大きな侠客
- 呉用 寺子屋の先生。「智多星」と呼ばれる策士
- 林冲 禁軍の槍術師範。高俅一門に陥れられる
- 魯智深 もと提轄の荒法師。「花和尚」と呼ばれる
- 武松 景陽岡の虎を素手で倒した豪傑
- 李逵 二丁斧をふるう「黒旋風」
- 高俅 鞠の腕で徽宗に取り入った寵臣