折口信夫の生涯と代表作

古代から来た人

生没
1887–1953
出身
大阪府
Wikipedia
Wikipedia

略歴

1887年(明治20年)、大阪の木津(現・大阪市浪速区)に生まれる。國學院大學を卒業し、柳田國男に師事して民俗学の道に進んだ。國學院大學・慶應義塾大学の教授を務め、全国各地を歩いて古代信仰や芸能の淵源を探究し、神を来訪者とみる「まれびと」の概念や、古代研究の壮大な体系を打ち立てて、日本の民俗学・国文学に多大な影響を残した。歌人・詩人としては釈迢空(しゃくちょうくう)の号で活動し、歌集『海やまのあひだ』などで独自の抒情をうたった。学問的想像力を小説の形に結晶させた『死者の書』は、その学識と詩心が融合した代表作として名高い。1953年(昭和28年)、66歳で没した。文学の起源を、古代の信仰や歌・語り・芸能の働きから考えた。「古代研究」には、国文学と民俗学を往復するその方法が示されている。各地の伝承を調べる研究と、古代人の心を想像する詩歌・小説の創作が、相互に結びついた学問を築いた。

収録作品

名文

折口信夫の名文

関連する作家