家(島崎藤村)のあらすじ・登場人物
血と因習に沈んでゆく二つの旧家
- 家族
- 心理
- 文字数
- 268,179字
- 読了目安
- 約8時間56分
- 表記
- 新字新仮名
- 種別
- 小説
- 舞台
- 長野県
- 東京都
この作品について
1910年(明治43年)に「読売新聞」で上巻を連載し、翌年「中央公論」に下巻を発表した長編小説。木曾の旧家である小泉家と、その姻戚にあたる橋本家という二つの「家」が、十有余年のあいだに没落し崩れてゆくさまを描く。屋外の情景をいっさい書かず、家の内部だけを執拗に写しとる手法をとり、自然主義文学の代表作とされる。藤村自身の生家と一族をそのまま素材にしており、旧家の血に流れる宿命と、そこから逃れようともがく末子・三吉の姿に作者が投影されている。本アプリには上下二巻を分冊で収録する。
あらすじ
登場人物
- 小泉三吉 小泉家の末子。教師・文筆で身を立て、旧家の宿命から逃れようとする
- お雪 三吉の妻。夫と子らを支えて家を守る
- 橋本お種 三吉の姉。木曾の旧家・橋本家の主婦
- 橋本達雄 お種の夫。家運の傾いた橋本家の当主
- 橋本正太 お種の長男。家の重荷を背負い病んでゆく
- 小泉実 三吉の長兄。放蕩と事業の失敗で家を傾ける
- 小泉森彦 三吉の次兄。医者