南島譚(中島敦)のあらすじ・登場人物
パラオの島に聴いた、三つの話
- 幻想
- 心理
- 文字数
- 21,588字
- 読了目安
- 約43分
- 表記
- 新字新仮名
- 種別
- 小説
この作品について
中島敦が南洋庁の教科書編修書記としてパラオに赴任した経験から生まれた作品群。1942年(昭和17年)に刊行された同名の作品集の表題部にあたり、「幸福」「夫婦」「雞」の三篇からなる。パラオに伝わる昔話の語り直しと、島民の風習をめぐる見聞録とが混在し、漢文調の格調高い文体で知られる著者が、南島の風土と人間に向けたまなざしをそのまま写している。異文化を珍奇として消費するのでも、単純に美化するのでもない、醒めた観察と当惑とが同居した独特の味わいをもつ。本アプリには三篇を分冊で収録する。