親鸞(吉川英治)のあらすじ・登場人物
人間親鸞の迷いと求道
- 歴史
- 心理
- 文字数
- 566,129字
- 読了目安
- 約18時間52分
- 表記
- 新字新仮名
- 種別
- 小説
- 舞台
- 京都府
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この作品について
吉川英治が浄土真宗の宗祖親鸞の生涯を描いた長編歴史小説。1934年(昭和9年)9月から1936年にかけて「名古屋新聞」「台湾日日新報」「京城日報」など複数の地方紙に連載され、1938年に講談社から単行本が出た。吉川は新聞記者時代にも親鸞伝『親鸞記』を連載したが、その本は刊行を前に関東大震災で焼け、世に出なかった。本作は中年になって改めて取り組んだ二度目の親鸞である。物語は平家全盛の京で、日野有範と源氏の血をひく吉光御前のあいだに十八公麿が生まれるところから始まる。九歳で出家して範宴と名のった少年が比叡山で学び、迷い、救いの道を探してゆく歩みを軸に、師の慈円、吉水の法然、前関白の月輪禅閤、大盗天城四郎、少年時代から彼を敵視する寿童丸らが行き交う。著者は再刊時の序で、伝記にまつわる奇蹟や伝説には手を加え、創意も交えたと断っている。本アプリでは青空文庫の本文を上中下の三巻に分けて収録する。
あらすじ
登場人物
- 範宴(十八公麿/綽空/善信/親鸞) 日野有範の子。九歳で出家し、救いの道を求めつづける主人公
- 性善坊 幼いころから仕え、主とともに得度した従者
- 慈円 青蓮院の僧正。範宴を得度させた師
- 法然 吉水の禅房で専修念仏を説く上人
- 月輪禅閤(九条兼実) 前の関白。慈円の兄で、法然に帰依する
- 玉日 月輪禅閤の末娘
- 天城四郎 伊豆の生まれを名のる大盗賊
- 寿童丸(朱王房/播磨房弁円) 少年時代から範宴を目の敵にする平家の侍の子
- 太夫房覚明 木曾義仲に仕えた豪傑。範宴の弟子となる
- 尋有(朝麿) 範宴の弟