罪と罰(ドストエフスキー)のあらすじ・登場人物
理論が人を殺し、良心が裁く
- 心理
- 翻訳
- 文字数
- 654,538字
- 読了目安
- 約21時間49分
- 表記
- 新字新仮名
- 種別
- 小説
この作品について
ロシアの文豪ドストエフスキーが1866年に雑誌「ロシア報知」に連載した長編。ペテルブルグの貧しい元大学生ラスコーリニコフは、「選ばれた非凡人は、新しい世のために一線を越える権利をもつ」という自分の理論を試そうと、強欲な高利貸しの老婆を殺す。だが理論は思いどおりに運ばず、良心の呵責と、予審判事ポルフィーリイの執拗な追及、そして家族のために身を売る娘ソーニャとの出会いが、彼を追いつめていく。犯罪者の心理を描き切った世界文学の頂点のひとつ。米川正夫訳を、全6篇とエピローグの7巻に分けて収録している。
あらすじ
登場人物
- ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ(ロージャ) ペテルブルグの屋根裏に暮らす、貧しい元大学生。自分の理論を試すため、高利貸しの老婆を殺す
- ソーニャ(ソフィヤ・セミョーノヴナ) マルメラードフの娘。家族を養うため身を売りながら、深い信仰を支えに生きる
- ポルフィーリイ 予審判事。心理の駆け引きで、ラスコーリニコフをじわじわと追いつめる
- ドミートリイ・ラズーミヒン ラスコーリニコフの友人。貧しくても陽気で面倒見がよい
- アヴドーチヤ・ロマーノヴナ(ドゥーニャ) ラスコーリニコフの妹。気丈で美しく、兄のために自分を犠牲にしようとする
- プリヘーリヤ・アレクサンドロヴナ ラスコーリニコフの母。息子を案じて田舎から上京する
- スヴィドリガイロフ ドゥーニャのかつての雇い主。放蕩の限りを尽くした男で、兄の秘密を嗅ぎつける
- ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン ドゥーニャの婚約者。打算的な実業家
- マルメラードフ 酒に溺れた退職官吏。ソーニャの父
- カチェリーナ・イワーノヴナ マルメラードフの後妻。誇りが高く、病に冒されている
- アリョーナ・イワーノヴナ 強欲な高利貸しの老婆
原文を読む
原文はアプリに収録しています(縦書きで読めます)。底本:青空文庫の米川正夫訳『罪と罰』(角川文庫、角川書店、1954年。初出は「ドストイェフスキイ全集 第五巻」三笠書房、1935年。ボランティアによる入力・校正)を、全6篇とエピローグの7巻に分けて収録した。本文はテキストのまま、巻の切れ目だけを加工している。
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